昨日より少しだけ

コーヒーがおいしくなればいいと思って書いている

歩くだけでは辿り着けない

ふと、息が浅くなっている自分に気が付きます。

「謙虚でいたい」とか「落ち着いて過ごしていたい」とか、そんなことを思っている僕ですが、何気ない瞬間から、そうした考えを忘れてしまうことがあります。

ただ、自分の性質に対するちょっとした戒めであって、紙に書き留めているわけでもないので、いつも心に留めておくのは難しいものです。目の前のことにのめり込んで、刻々と時間が過ぎる途中、深呼吸をして息の浅さを感じます。この時初めて、自分が何かを忘れているのではと疑い始めます。

集中するとどうしても客観性は失われるものです。そして一度忘れてしまったモノは何かきっかけがないと思いだせません。

歩いている方角、辿り着きたい場所、先のことは今立ってる場所からじゃ確認できません。地図を広げて、コンパスを見ながら今日も彷徨い続けます。

 

 

最終更新:2020/03/17