昨日より少しだけ

コーヒーがおいしくなればいいと思って書いている

少しずつ読み進めた方が良いと思ってしまった

この頃はまた読書の時間を取るようにしています。

ハタチを過ぎた頃から急に本を読まなくなりました。10代の頃は買ってきた本をめくり始めたらそのまま徹夜で読破してしまった、なんてこともある程度には本が生活に根付いていました。今となっては、積まれていく文庫本に頭を抱え、ただブログで「本が読めない」と嘆くだけの読書家の風上にもおけない輩になってしまいました。

また、あの頃のように活字の海に飛び込みたくて、時々思い出したように読書を始めてみます。でも、全然読めている気がしないし、進めている気がしないんですよね。1時間読んだのに、「これくらいしか進んでないの?」とか思っちゃったりして。

 

きっとそんなに読む速度は変わっていないのです。

あの頃は2時間でも4時間でも、そうしていられるような若さがあって、今の僕における2時間や4時間とは時間の価値、というか種類が違うのだと思います。だから、1時間で読み進めた量にもったいなさを感じてしまう。「毎日10分、読み続けた方がきっと楽しく読んでいける」と計画を立ててしまう。

計画性も、時間感覚も大して無かった、あの頃のようには読めません。

「歳を経てからはそれなりの読書の仕方がある」みたいなことを誰かが言っていましたが、これが大人の読書の仕方なのでしょうか?

僕はもう、前ほど深くは潜っていけないのでしょうか?