傘は人の世を渡り歩くと思っている
結局コンビニの傘置きに忘れるか、電車の座席の隅の捕まる部分にかけっぱなしで降りてしまうのが末路だと思うのですが、皆さんはいかがなものでしょうか。
一時期はオシャレな傘を持って雨の日を楽しむ快適6月ライフを目論んだこともありましたが、手にした2600円だかの傘を失くしてからはそんなことも考えなくなってしまいました。あの骨組みが12本ある頑丈なやつ、今はどこの遺失物センターで眠っているのでしょうか…
誰かに忘れ置かれた傘を拾ったこともあります。しばらく使ったのち、手元に余分に本数があるからとその時傘を持っていなかった誰かにあげたように記憶しています。僕自身、傘を貰ったり拾ったりあげたり失くしたりしているうちに、「傘とはそうして様々な持ち主の手を渡り歩くものなのかな」などと思うようになっていました。
そんな因果な運命を背負うのは、どうしてかいつもビニール傘ばかりかと思われますが、僕においては骨組み12本の傘もまた例外ではないようです。
今週のお題「傘」