怒りという感情の側面
自分が遠ざけていたことだったり、自分に不都合なことだったり。
日々暮らしていて、不意にそういうモノに出会った時、嫌でも普段通りとはいかないものですよね。
なるべく心穏やかな生活を送っていたとしても、出会う時は出会ってしまうものです。そんな時、内心「グラッ」と揺れる自分がいたり、ついムキになってしまった自分がいたりして、なんだか自分でもびっくりします。
感情に振り回されることが減っていけば減っていくほど、そういう自分と出会う機会も減っていき、「そんな自分はいなくなったんだ」という気がしてきます。でも、怒りも揺らぎもあくまで感情のひとつの側面なので、実はいつでも一緒にいて、ある時不意に顔を出します。
嫌な自分も結局は自分自身なんですよね。