昨日より少しだけ

コーヒーがおいしくなればいいと思って書いている

髪型を変えた

前髪を上げることにしました。

僕は長いこと前髪を下ろした髪型をしていました。セットしなくてもそれほど変じゃないので楽でいいなと思っていたのです。

ところがいつでもマスクをするのが当たり前になってからは、髪が伸びるとほとんど顔が見えなくなってしまって少し困っていました。

「いっそオデコ出しちゃおうかな」と思い、美容室に予約を入れることにしました。

 

オデコを出すというのは、何だか勇気のいる行為だなと思いました。

マスクをするようになってから、「口元が覆われている安心感」みたいなものがあることを知り、中高生の時四六時中マスクをしていた同級生の気持ちが少しわかりました。

前髪に関しても似たような感覚があるのだと思います。

美容師さんに髪をセットしてもらった時に、何だかどうしようもなく髪を下ろしたくなったのです。オデコのところに何も無いというだけが、こうも僕を落ち着かなくさせるとは。

いつの間にか僕は、前髪で覆われることに安心していたのだなと思いました。