媒体としての自分を保ちたい
ただ、変わらずにいられたらいいのになと思います。
祇園精舎の鐘の声、、、
この世に不変なモノなど無いことは遥か昔から語り継がれ、また戒められてきました。が、それでもこうして変わらないものを願いたくなるのも、人の心なのかなと思います。「人の世の常」というやつでしょうか。
達観していたい。とかそういう感情とも違うのですが、ただ自分の感情に心を研ぎ澄まして、いつも丁寧に向き合っていきたいと考えるのです。
こんな言い方をすると冒頭の言葉を否定することになりますけど、別に変化を嫌っているわけではないんです。その時その時に応じるように変容していく自分の心はそのままに、ただ変容を受け入れる自分自身はいつも等身大に素直でいたいと思うのです。
日々変わっていくことを健全に受け入れていきたい。自分の内外に起こる変化に対して反応を示す、そんな媒体としての僕をいつもフラットな状態に保ちたい。そうすることで、僕はもっと目の前の景色を喜べるようになるんじゃないか?
とはいえ、そう上手くいくものでもないんですけどね。
祇園精舎の鐘の声、、、
最終更新:2019/12/24